茨城県(ひたちなか)のおいしいモノ

つづく茨城県のおいしいモノ探しは、ひたちなか市です。ひたちなか市は旧勝田市と旧那珂湊市が合併して出来た新しい市です。旧那珂湊市は太平洋岸に面している為、水産業が盛んな地域でもあります。那珂湊漁港や磯崎漁港といった漁港もあり、新鮮な魚介類を安値で購入出来る為、隣接する市場では平日でも買い物客で賑わっています。東京近郊からも高速道路を利用すると1〜2時間で行ける為、ちょっと足を伸ばして買い物に来る人が後を絶たないようです。また市場の一角には、取れたての新鮮な食材を提供する寿司店もあり、常に行列をなしています。新鮮な食材を安値で購入する秘訣は大量購入する事です。つまり、お魚1〜2匹を普通に購入するのではなく、箱買いする方が断然お得です。しかし、そんなに大量に買ったところで一般のご家庭では困ってしまう事もあるでしょう。そんな場合、加工して冷凍保存したり、火を通すなどして保存すると日持ちします。また、予めご近所さんやお友達と分け合ったり、お裾分けをする事を前提に、大量購入すると良いかも知れませんね。そうした手間暇が大変だという方には、大量購入はお勧めの方法ではありません。それでも少しでも安く購入したい方は「値切り交渉」をしてみては如何でしょう。市場で働く方たちは活気に溢れています。そして自分達が獲って来た魚を新鮮なうちに買ってほしいと誰もが思っています。ですから、店側の買って欲しい思いと安く買いたい客側の意志が通じ合えば、自ずと値引き交渉が成立するかもしれませんね。
こうして購入した新鮮な魚は、発泡スチロールに氷を詰めて保冷されますので、自宅まで鮮度を保って持ち帰れます。また地方発送も出来る事が多いので、遠くに暮らす家族や知人、友人にも美味しいお魚を食べてもらう事が出来ます。
次に、同じくひたちなか市となった旧勝田市の名産としては「干し芋」が有名です。「干し芋」とは蒸した薩摩芋を1週間ほど天日に干して乾燥させたものを言い、乾燥芋と呼ばれる事もあります。干し芋の生産量の8割近くが茨城県で生産されており、そのなかでもひたちなか市は全国で1位の生産量を誇っています。蒸した薩摩芋を薄く切り干したもの(平干し)が市場に出回る一般的な形ですが、この地域では薩摩芋を薄く切らずに1本そのままで干したもの(丸干し)という干し芋が有名です。干し芋に使用される薩摩芋の品種は玉豊種が主な品種となっているようです。薩摩芋の収穫は秋から冬にかけてなので、それから干し芋の製造に取り掛かり、市場に出回るのは年末から正月にかけてのピークとなるようです。輸入物の薩摩芋を使用した干し芋などが製造・販売されている事もあります。安価で購入出来る反面、国産の物に比べると甘味やホクホク感が少ない干し芋のようです。

茨城・ひたちなか産の干し芋は、販売元によっては電話購入やインターネット販売にて入手する事も出来ます。毎年この時期を楽しみにしている方も多く、定期購入している顧客も多いようです。薩摩芋そのものは食物繊維の多い食材である事をご存知の方も多いはず。干し芋は、女性にとっても嬉しい食品と言えそうですね。茨城県で作られているお米の品種は「コシヒカリ」や「キヌヒカリ」、「あきたこまち」などです。またつくば市で作られる「ミルキークイーン」という品種は筑波山から流れ出る水を使用しており、甘味の強いオリジナル品種となっています。

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Last update:2023/9/15